あなたにとって、【ソルフェージュ】とは、聞きなれない言葉でしょうか?
聞いたことはあるけど、何のことか、詳しくはわからないという感じでしょうか?
まず、【ソルフェージ】とは、どういう意味があるのか、ググってみましょう!
*ソルフェージュ(仏:solfège)とは、西洋音楽の学習において、 楽譜を読むことを中心とした基礎訓練を言う。
類義語にリトミックがあり、どちらも広い意味においては、 音楽を学ぶ者すべてがその専門にかかわらず修めるべき基礎訓練全般を指すが、 どちらかというと、 リトミックが体の動きと音とを結びつけた、リズムを中心とした訓練を指すのに対し、 ソルフェージュは楽譜を中心とした音楽理論を、実際の音に結びつける訓練を指します。
これらの訓練を通じて得られる能力、特に読譜能力はソルフェージュ能力と呼ばれる。
* 簡単に言うと、読譜能力のことです。
ピアノの学習に、母語の習得の過程を活用することについて別の機会に書きますが、 ソルフェージの必要性、大切さも、母語の習得について考えると解りやすいです。
あなたも、私も、生まれてからすぐに言葉を耳で聞き、 そのあとに言葉を使って話せるようになります。
それから少し経ってから、初めて、文字を学び自分の言語世界を広げていく という過程を通って大人になりました。
同じように、音楽もまず、聞くことから始まり,そのあと、それを歌えるようになります。 (楽器などこの時点で引けるようにできる)
そのあとで、初めて楽譜に触れ、読譜することによって 多くの種類の音楽を体験できるようになり、音楽世界が広がります。
小学校で始まる【読書】が、ピアノ学習では、ソルフェージュ【読譜】なのです。
ですから、ピアノを始めたばかりのお子様の場合、【特に幼稚園児などの幼児】 いきなり、読譜や音符や記号を書かせたりすることは無理があり、避けたいところです。
幼児用の教材であっても、最初から、読譜するのではなく その曲をたくさん、弾いて聞かせてあげて歌わせたりして 十分にインプット、アウトプットをした後に、楽譜に注目させるという、 順番を、守りましょう!
しかし、ソルフェージュ【読譜】を最初から、 全くしないといういうわけではありません。
細分化して、拍子、リズム叩き,リズム弾き、カードを使った読譜など、 遊び感覚を取り入れて、読譜に入る前に行うことができます。
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